Facebookやインスタグラム、LINEなどの多様なSNSの運用管理の負担を軽減するために、一つのSNSに投稿すると自動的に他のSNSにも投稿される連携できます。
コンセプト
LINE・Facebook・Twitter・Instagramを一元管理
- 忙しい中で複数のSNSを運用するのは大変
- 一つを更新したら他のSNSも自動で更新してほしい
活用シーンイメージ
- 事業者が顧客の囲い込みとして様々なSNSに投稿し集客
- 地域で住民がLINEやFacebookやInstagramなどバラバラに活用されている場合に一括周知
令和2年度実証事業での課題・掘り下げプロセス
『飲食店は新型コロナウイルス感染拡大により、来店者が減少し、収益悪化に繋がっている』
→ 『オンラインで少しでも集客したい』
<現状(当時)>
- 感染が拡大したことにより、大人数の会食や集まりが出来ない。
- 岩手県はまだ感染者が少ないので、万一感染したら地域内のダメージが大きすぎるので、飲食店へ行くことは差し控える。
<研究会としてのポイント>
- コロナウイルスの影響で来店が控えられたことによる大幅な売上減少が続く飲食店において、SNSを活用した集客アップを図りたいがスキルが無いため活用できていない。
- またLINE・Facebook・Twitter・Instagramなどの複数のSNSにそれぞれ記事を投稿する作業は、実際の活用シーンとなった場合に負荷となり継続する上での障害となる。
- そこで1つのSNSに投稿すると他のSNSにも自動的に投稿可能なシステムを開発。
- 店内でSNSへの登録を促すためのPOPの作成、登録促進。
実施内容(期間・システム・コスト?)
(1)システム
Facebookに投稿すると自動的にinstagramやTwitterに投稿される
(2)実証事業
提案先:養老の瀧 盛店
提案内容:
- 養老の瀧盛店公式Facebook開設
- 養老の瀧盛店公式Instagram開設
- 養老の瀧盛店公式Twitter開設
- 養老の瀧盛店公式LINEアカウント開設
- 店内テーブル上に登録促進用POPを制作設置
- 登録者にワンドリンク無料にして登録促進
- 複数人で取り分けをしなくて良いワンプレートメニューを開発しPR
実証事業結果(分かったことや改善ポイント・実証事業者の声)
- 分かったこと
- 中継機能として採用したZapierの仕様変更によりLINEとの連携ができなくなるなどのことが起こるリスクがある
- 改善が必要なポイント
- Zapierで連携できなくなったLINEへの救済方法の検討
- 実証事業者の声
- 忙しい中で複数のSNSをメンテナンスするのは大変なので助かる。ただ、市内でのコロナ感染の発生などの環境悪化により中々集客に結び付けること自体は難しかった。
2021年度の動き
- 市内でのコロナウイルスの感染拡大等もあり、2/1から無期限の休業に入っている。
自走化及びモデルケースとしての可能性について
- 事業者は本業で忙しいのが現状で、SNSを開設しても記事が更新されず放置され、逆にイメージダウンにつながるリスクが生じている。本サービスはそのような更新負担を軽減するために、SNS運用の自動化を可能とする。ただし、SNS毎に表現方法が各々独特であり運用面でのテクニックを工夫する必要がある。